下の方は98年度です
夏のプールで体力をつけ、運動会、ちびっこまつり、焼き芋大会、いろいろな経験をして、一段と活発になってきているトマト組です。 何にでも興味を持って「もっとしたい」欲求がすごいです。 三人の担任がちょっとくらい怒っても!? 全然平気でキャーキャー、ワーワーと走りまわっています。 聞き分けのいいおりこうさんより、これくらいパワーのある二歳児の方がずっといいと思うので,大目に見ています。 この疲れ知らずのお外大好きの子ども達と一緒に、私たち保育士も元気に冬を過ごしたいです。 生活面 では、着脱が一人で上手にできるようになったり、お箸に興味も出てきて使えるようにな ってきています。 子どもの日常風景 ¶とっても元気なミミズを見つけたTくん。 その時、向こうから保育士の歌声が聞こえてきたかと思うと・・・。 「あ、このミミズ、歌うたう!」 まさか保育士も自分の美声がミミズと思われるとは、思っていないでしょう・・・。 ¶掘り出したばかりの土のついたお芋を見つけたCちゃん。 ”食べる物”ということは分かったのか、”おいしそう”に見えたのか、そのままパクッとかじりついていました。 それを見たRくん、保育士に、 「せんせ〜、Cちゃんがなんか食べよ〜。」 と大慌てで報告してくれました。 |
朝夕寒くなってきたけど、
みんな元気だよー
(11月25日)
「見よってコール!」 友達と一緒に、いろいろな運動遊びに、意欲的に取り組んで、「こんなことができるんじょ!」と自信をつけた子ども達。 木の家の屋根に登って、うんていにぶら下がって、登り棒につかまって、ブランコの立ち振りをして、 「見てよ!」「見よってよ!」「せんせいー見よって〜!」 とあっちからも、こっちからも、見よってこーるの大嵐です。 自分で出来るようになったことを自慢したくて、認めてもらいたくて、子ども達はアピールします。 ![]() 子どもの日常風景 ある日の給食後、女の子達の遊びのなかで、Mちゃんが泣いていました。 保育士「どしたん?」 Mちゃん「エーン、エーン、メリーさんになりたいー。」 保育士「メリーさん?」 メリーさんというのが、何なのか保育士には、分からないのですが、ごっこ遊びの主人公のようです。 そんなメリーさんになりたくて、なりたくてしかたのない様子の子ども達。 なりたい役をめぐって、トラブルも多い毎日です。 メリーさんて何なんだろう・・・と思いながらも、微笑ましい、光景です。
初夏、生まれたばかりの子うさぎが、助任保育園に2羽やってきました。 すでに2歳の雄うさぎと、チャボが1羽づついたのですが、ケンカする事もなく4羽は、仲良く暮らしていました。 特に、1羽の子うさぎは、アンゴラ種の毛並みのせいか、または秋のせいか、ひときわ大きくなっていきました。 暖かかった秋が、急に寒くなった日の朝早く、オレンジ組の保護者が、「うさぎ小屋の中に、赤ちゃんがいます!」と見つけて、教えてくれました。 体の大きいアンゴラは、実は、お母さんになっていたのでした。 子どもたちも、職員も大喜びです。 寒くなっていく季節を案じながら、みんな、もこもこ動くちいちゃな赤ちゃんたちが、無事に、大きくなるのを、日々見守っていました。 この幸せな雰囲気の中で、チャボだけは、インコのいる鳥小屋に移され、居心地がいま一つの様でした。 ところが、お誕生から1週間がたとうとするある日、赤ちゃんたちは、土の中から、冷たくなって見つかりました。 「どうして!」 園のみんなは、残念でなりませんでした。 泣いている子もいました。 「きっとまた来年も生まれるよ」 みんなそう言って、慰め合いました。 この悲しい出来事から約3週間がたち、チャボも元通りにうさぎ小屋に戻され、もとの平穏な生活にもどった晩秋の朝、保育士が何か白いものをうさぎ小屋の穴の中で見つけました。 「生きていたんだ!」 うさぎの子どもです。 この時みんな、どんなに喜んだ事でしょう。 そろって天国に行ったとばかり思っていた赤ちゃんが、1羽だけですが、今まで隠れて、育てられていたのです。 私たちが最後に見た時は、まだピンクの地肌に、うっすら白い産毛がはえている、目も開かない赤ちゃんでした。 でも、今では、ふさふさの真っ白な毛におおわれて、からだも大人の3分の1くらいになっています。 そして、穴の中から、真っ赤なクリクリした眼で、覗いています。 ここまで、1羽でも大きくなってくれていて、本当に良かった!。 お母さんうさぎ、ありがとう。 うさ子ちゃん、兄弟の分も元気で、どうかすくすく大きくなってね!
10月24日の日曜日、秋晴れの中、ちびっ子祭りを開催いたしました。 今年のテーマは「ドラえもんの宇宙旅行」。 ドラえもんを中心に、いろいろなコーナーや企画を用意して、皆さんをお待ちしました。 お陰さまで、1千人を超える来場者があり、また、保護者の方々の、熱心なご協力も頂き、盛大に行うことができました。
11月5日の金曜日に、先日、助任保育園内の畑で、掘ったお芋を焼いて、焼き芋の会を行いました。 洗ったお芋を、濡らした新聞紙で包み、更にその上からアルミホイルで包み、さあ火の中に。 半時間もすれば、ほんわかお芋の出来あがり。 また、当日は、徳島中学校の3年生が、保育実習に来てくれていました。 みんなおいしそうに、ほかほかのお芋を、ほおばっていました。 |
しし座流星群はパッとしませんでしたが
すけとうのみんなは、パアーッと元気です。
まあご覧になって下さい。 (11月18日)
運動会やいろいろな行事を経験して、すっかり年長さんの風格(?)もついてきたチェリー組のみんな。 しっかりものの女の子達に、かわいい男の子達・・・いろいろな遊びを、自分達で見つけて、楽しめるようになってきました。 今は鉄棒やうんてい、登り棒など、体を使った遊びに夢中です。 次はどんなことに挑戦してくれるのか、とっても楽しみ! ・欲しいおもちゃを友達が、使っていたので、ちょっぴりいじけて、下を向いていた Y君に、K君が 「どうしたん?さびしいん?」 ・広告紙で遊んでいたSちゃん。 保育者のところに、広告紙を持ってきて、 Sちゃん 「見て、見て、おひな様」 保育士 「それは・・・」 お仏壇の広告。 ・公園に遠足に行った時のこと。 昔のSL機関車が展示してある所で、何だか張り切っきているS君。 「先生、何時になってら出発する?」 ![]()
運動会というとても大きな舞台を立派にこなし、また、一段とたくましく成長を見せてくれたアップル組のみんな。 一人一人の成長にも目を見張るものがあるのはもちろんのこと、「クラス」集団としての成長ぶりも、かなり光るものがあります。 偏った友達関係の中、遊びを展開していた集団が、いろいろな活動を共にし、集団遊びなどを通して、友達同士互いに認め合い受け入れ合うことも出来るようになり遊びとしてもかなり広がりを見せ、協力し合って、刺激し合って、深め、発展させていく力もついてきました。 誰かの声かけから始まるいろいろな集団遊び、園庭に響く歓声が自然と友達を惹き寄せている。 そんな中、いろいろなトラブルやケンカなども発生し、遊びの中断もまだまだ多々見受けられますが、初めは保育者と一緒でないとできなかった問題解決も、近頃では子供達同志で話し合ったり、なんとか解決してみようとする姿勢も伺えます。 こんなところでも、成長ぶりを発揮してくれています。 お互いのいいところを発揮し、刺激し合って共に成長し合える関係作りを目指しています。 ☆子ども達のようす(^o^) 子ども達のかわいいつぶやき、見つけたよ。 先週誕生した、かわいいうさぎの赤ちゃん・・・・・。 見つめながら「わー、すごーい」と感激して見入っているKちゃん。 そして、しばらくたって、 「ねえ、このうさぎの赤ちゃん、殻(卵の)は何処にあるの?」 ・・・・って、たまごから、うさぎの赤ちゃんが産まれてくると信じているらしい。 純粋な質問に触れて思わず、「かわいい!!」と叫んでしまった担任でした。 夕方、お空を行儀よく並んで飛んでいく渡り鳥の群を見た、みんな。 歓声を上げて、空を見上げている。 「わあー、見て!!鳥さんが「へ」の字、書いてるよー」 って言う。 その日は初めての、文字のおけいこのワークブックをした日で、「へ」の字を習ったばかり。 早速使ってるね、覚えたての知識を!!! この、文字のおけいこの時間は「おべんきょうごっこ」と言って、子ども達がとっても楽しみにしている活動のひとつだ。 |
とりあえず、たまった原稿を
どーんと大放出します
10月というのに、まだまだ暑い10月2日、子ども達の楽しみにしていた運動会もいよいよ本番。園庭のテントや万国旗が子ども達の気持ちを更に盛り上げている様子。 お父さんやお母さん、お家の人がいっぱい見に来てくれて、ちょっぴり緊張気味の子や、大はりきりの子・・・いろんな子がいるけど、どの子の顔も輝いています。
4,5歳児の鼓笛演奏では、ひとりひとりがたくましく自信に満ちあふれていて、みんなと一緒にできることが喜びや楽しみにつながっていたのではと思います。 3歳児のかけっこ。ゴールに向かって気持ちもまっすぐに、走ることの喜びを体全身で表しているようでした。 2歳児の子ども達もお母さんと一緒の競技に元気いっぱい参加していました。
プログラムの最後は、親子ダンス「おひさまになりたい」です。 大好きなお父さんやお母さんと手をつないだり、抱っこやおんぶをしてもらって、どの子も満足な顔。 「見せる」だけの派手なものじゃなくて、どの子もみんなひとりひとりが個性や持ち味を充分に発揮できる本当に子どもが楽しめる運動会にしたいと、毎年のことながら思っています。
最近・・・といってもずいぶん前からですが、ビデオカメラ、本当に増えましたね。 レンズ越しに見るのと、肉眼で見るのとまた少し違うところもあるのではという気もします。
子ども達の大活躍の運動会。またひとつみんな大きく成長しました。 |
お泊まり保育 8月27,28日にお泊まり保育をしました。 お盆前に予定してたのが、台風で延びてしまい、子ども達もずっと楽しみにしてましたが、やっとその日がやってきました。 お泊まりするのは、4,5歳児の子ども達。 朝から大はりきりで、かばんからパジャマを出してきては、みんなで見せ合いっこ。 5歳児のアップル組の子ども達が夕ご飯のカレーライスの材料を近くのスーパーまでお買い物に行ってくれました。 4歳児のチェリー組の子ども達も初めてお昼寝なしでお米とぎをしたり大忙し。 アップルさんは、慣れない手つきながらも真剣な顔で、包丁を持ってじゃがいもやにんじん、たまねぎと格闘・・・。 「たまねぎ切ったら泣いてしもうた。」と涙ふきふきがんばりました。 夕方からは、お風呂がわりにプール遊び! ついつい保育者もお風呂がわりなんて言ってしまったから「お風呂、お風呂」と大騒ぎ。 何でも簡単に言えないなあ・・・
だんだんと辺りも薄暗くなってきて飯ごうのごはんもいい具合に炊けてきて、みんなで作ったおいしいカレーライスを食べました。 テントの中に入って友達とたのしいおしゃべりをしながらの夕ご飯。 みんな何杯もおかわりをしていました。 ごはんが終わってからも楽しいことがいっぱい。 スイカ割り、キャンプファイヤー、花火・・・キャンプファイヤーの時には、うたをうたったり、お母さん達がダンスも披露してくれてみんな大喜び。 いつのまにか空には星がいっぱい。流れ星もみえたんですよ。 パジャマに着替えてからは部屋を真っ暗にして映画大会。 でもこの時ぐらいからうつらうつらしている子が何人か・・・おふとんに入ってしばらくはぺちゃくちゃおしゃべりしていた子もいつのまにかグーグー。
朝は元気にラジオ体操に出かけました。 お父さんやお母さんがお迎えに来てくれた時はどの子もみんないい顔。 初めてお父さんやお母さんと離れてお泊まりする子もいたり、不安に感じている子もいたけど、仲間と一緒にお泊まりできたことが、また一つみんなをたくましくしたような気がします。 お泊まり保育を通して自信になったことを、これからの遊びや生活、友達とのかかわりにつなげていってほしいと思いました。 |
真っ白の帽子をもらって、大はりきり。園庭に響く声も、一段と増したように思える今日この頃。 何といっても別館の部屋が、特別お気に入りで、8時半に鍵が開けられる頃には、「早くあけて!」と、ドアのガラスを割れんばかりにドンドンドン! 一日が慌ただしくスタートし、総勢31名の大所帯で、賑やかに毎日を過ごしています。 戸外での給食、年少児さんのお当番活動をはじめ、お昼寝のない日は、お弁当を持って園外で、半日過ごしたりもしています。 4月15日から始まった養護学校交流遊びの中でも、新しいお友だちが少しずつ増え、年長になって、新しく増えた活動の中で、ひとりひとりが生き生き、たくましく遊び、育っいます。 子どものかわいい語録シリーズ *保母「明日はお弁当持って日枝神社行こうね」 W君「それを言うならヒゲ神社でしょう?」 入園以来4年目の彼は今まで馴染んできた隣の神社をそう呼んできたらしい。 そこで保母「うん、ヒゲ神社、行こうね。」 みんな賛同するかのように、にっこりうなずいていた。 *5月から転移するKちゃんに「淋しいな。けどKちゃんがんばりよ」とみんなが口々に声をかけてあげている、感動もののワンシーン。 その日の午後、5月から新しく入園してくる、お友達がいることを聞きつけたYちゃん、他のみんなに、慌てて知らせに行く。 「なあなあみんな、Kちゃんの代わりに、新しい子が、アップルさんに来るんやってえー」 「へエーどんな子?」 などと嬉しそうに会話している。 さっきの涙もののお別れシーンはどこへやら・・・? 子どもは割り切りが早い! *大型こいのぼりを、毎日揚げに行くのが楽しみなRちゃん。 高く揚がった3匹のこいのぼりを見上げ、思いにふける・・・ 保母「こいのぼりさん、3匹でさみしくないかな?」 Rちゃん「いける、いける。もうすぐ飛行機さんとお友達になるけん」 かわいーい! こどもの純粋な心に触れるとホッとする瞬間です。
クラスの様子 4月進級した頃は、不安顔を見せていた子も、もうすっかりチェリーっ子。 友だちと仲良く遊んだり、ケンカをしたり・・・賑やかな毎日を過ごしています。 最近では、5月の陽気に誘われて出てきた、イモ虫やだんごむし、カエルやカタツムリ、また、葉っぱの間のかわいい花を見つけて、驚喜している子どもたち。近くの公園に、 「行こう!」と声をかけると「てんとう虫、おるかなあ?」「たんぽぽ、さいとうかなあ?」といつも目を輝かせています。これからも、たくさんの自然と触れ合い、多くの喜びや 感動を味じわってほしいと思っています。 子どものかわいい語録シリーズ *ブロックコーナーでのこと。2人の男の子が、ブロックの取り合いでケンカをして、 片方の子が泣いてしまったとき、M君が2人の間に入り、「○○君、せられんよ!」 「○○君あやまろうなあ」と見事仲裁。すばらしい!! *虫が好きだけど、ちょっぴり触るのが恐いK君
あっという間に1ヵ月がたちました。初めは泣いていた子もすっかり慣れて元気な声が響いているトマト組です。今年は上のクラスに兄・姉がいる子が多く、弟や妹の様子を見に来て、世話をしたり、遊んでくれたりし、子どもた達も、園の雰囲気にすぐ慣れて、好きな遊びを見つけて遊び出せるようになってきました。 特に戸外遊びは大好きで、入園式の次の日からもう赤い帽子を「かぶる」と言い外へとび出していきます。大きな固定遊具にも興味津々で、ブランコや滑り台、ジャングルジム等での大胆な遊びも多く、保育士の方が「大丈夫かしら?」と心配でついつい側に寄っていくことも度々です。でも、子ども達は全然平気で全身を使って元気一杯遊んでいる毎日です。 これからは暑くなり、水が冷たくて気持ちいい季節です。砂遊びや、どろんこ遊びもいっぱいして開放感を味わえたらいいなと思っています。 子どもの日常風景 *「ママ行く〜」と言っては保育士にだっつこされているYくん。お外でジャングルジムに登っていき、下にいる保育士に「ついてこいよ!」と言って上へ上へと登っていきました。 *園庭のアンパンマン号から肌色がチラチラ。保育士がのぞいてみると、全裸になって遊んでいるMちゃんとNちゃんでした。 *昼寝前の絵本の時間。保育士が読んでいるんを真似して「たーすーけーてー!」と言う外国人園児のHくんでした。 *保育士が「今日、誕生日なの!」と朝話していると、ブロックでケーキを作って持ってきてくれた優しいMちゃんでした。
元気いっぱい、かわいさ100%の三歳児クラスの子どもたちは、毎日、お友達や担任保育士と一緒に保育園生活を楽しんでいます。 活発にお友達と、かかわり合いながら、お互いの存在を確かめ、認め合い、集団生活の中だからこそ、成長してゆける、大切なものを積み重ねていっている子ども達。 そんな子ども達と共に、私たち保育士も楽しみながら、成長を見守る中、逆に教えられることも多くあります。 春、新しくスタートした一人一人の子ども達の純粋な心と澄んだ瞳をいつまでも大切に大きく育んでいってほしいと願いつつ毎日汗だくで子ども達と一緒に遊んでいる私たちです。 ダンゴ虫を探していたある日のこと 「ダンゴ虫はドクダミの草も好きなんよ。」 「ドクダミの草は、お薬にもなるんよ」 と話すると、パッと草をちぎったMちゃん。 M「わたし、おばあちゃんに持ってかえってあげる! だっておばあちゃんそだてるためにあげるの!!」 おばあちゃんに...という優しい気持ちが可愛かったのと、おばあちゃんに元気になってほしいという気持ちが育てるという言葉に表れて、嬉しい気持ちになりました。 子ども達が遊びや生活の中でやりとりする会話を聞くのは、楽しいものです。 またほのぼのした子ども達のつぶやきを紹介したいと思います。
5月15日、バスに乗ってとくしま動物園まで遠足に行ってきました。 子ども達はこの日を「あと3つ寝たらやなあ」「あと2つ・・・」と毎日指折り数えて待っていました。 遠足に行くまでの毎日、「大型バス」や「遠足に行こう」のうたを大合唱しながら盛り上がっていました。 いよいよ遠足当日。 お天気は最高に良く朝から汗ばむほどです。 2歳児のトマト組と3歳児オレンジ組は親子で参加。 4歳児のチェリー組と5歳児のアップル組は、子ども達だけで参加です。 バスに乗ったらますます気分も盛り上がって絶好調。 みんなでうたったり、手遊びを楽しんでいるとあっという間に到着しました。 「ふれあいひろば」では、うさぎを抱っこしたり、やぎに触ったり・・・動物たちのぬくもりが、子ども達にも伝わっているようでした。 アップル、チェリー組の子ども達は、園長先生に観覧車に乗せてもらいました。 保育者も乗せてもらい、もちろん、子どもの人数の方が多いので(4,5歳児で57名)子ども達だけで乗るグループもあったのですがみんな平気で「ばいばい」と後から乗る子に手を振っています。 動きだした観覧車の中はというと・・・後ろ向きに座席の上に正座して座って、「うわー」「すごーい」とずっとしゃべりっぱなし・・・誰かが何かを発見すると「どこ、どこ」とみんなが反応して動き回るので、観覧車の小さな箱が地上何10メートルのところで「うっ、揺れてる・・・」と保育者の方が冷や汗をかいているのでした。 ペンギンコーナーのところは、ガラス張りになっていてペンギンの泳ぐ姿が間近で見られます。 ぽこっと出たお腹で泳いでいる姿がなんともかわいい。 陸に上がっているペンギンたちも、それぞれがいろんな方向に向いていて、見ていて飽きないのですが、ふと、うちの子ども達を見るとみんなが、下に少しだけ出ているへりに立って、ガラスにピタッとへばりついていて必死になって見ているので「そんなにしなくても・・・」と思いつつ、子どもと同じ高さにかがんでみると「なるほど」水しか見えない。 泳いでいる姿はバッチリ見えるけど、ペンギンたちがみんな陸に上がってしまうと何にもみえない・・・ 「ちょっぴり後ろに下がって見てみたら」と声をかけると、子ども達がそのまま1メートルぐらいバックして「うわあ、ペンギン立っとう」。 ここで初めて陸のペンギンとご対面したのでした。 何といっても、遠足の一番のお楽しみは、おうちの人が作ってくれたお弁当。 愛情たっぷりのお弁当で、友だち同士見せあいっこしながらうれしそうです。 「先生にもあげる」とみんな気前よく、おかずやフルーツ、水筒のお茶までもわけてくれます。 ごちそうさまでした。 帰りのバスもまだまだ、テンション高く帰ってきました。 いっぱい歩いたり、笑ったりして疲れたけどとっても心地よい疲れだったのではと思います。 動物園には、家族で何回か出かけたことがある子もいるみたいだけど、大好きな友だちと一緒だったり、大型バスに乗ったりしてちょっぴり違った楽しみが味わえたのではないかと思っています。 |
4月の保育園 4月3日、18人の新しいお友達を迎えて入園式が行われました。 桜の花のピンクも眩しく、みんなを迎える日にぴったりでした。 初めての保育園や保育者の顔にちょっぴりはずかしそうに、お母さんの後ろに隠れながらやってきた子も、ニコニコ自分から元気に入ってきてくれた子もどの子もみんなこれからどんなことが始まるのかとっても楽しみ。 新しいピカピカの名札をつけて、担任保育者がお名前を呼ぶと元気にお返事してくれました。 5日からみんな元気に登園してきてくれました。 入園式の時とは違って、クラスにたくさんの友だちがいてニコニコうれしそうな子も、初めての場面にちょっぴり緊張して不安になってしまう子もいたけど、新しいクラスがスタートしました。 最初はお母さんからなかなか離れられなかった子も、友だちや楽しい遊びを見つけてすぐに落ち着いて遊べるようになりました。 継続児の子ども達もみんなひとつずつ大きくなり、進級したことに大喜びです。新しい帽子をかぶってさっそく園庭に出て遊んでいます。 クラスがひとつ大きくなったことですっかり気持ちも大きく成長してきたようで、ひとりひとりの表情が自信にあふれています。 暖かい日が続き、外での遊びが多い毎日です。砂場ではおだんご作りが大はやりで、上手に丸めて、固まらせたりしています。 葉っぱの上におだんごをのせたり、桜の花びらを上にのせて「桜だんご」を作ったりしています。 近くの神社や公園にもお散歩にいきます。いろいろな花が咲いたり、子ども達の大好きな虫たちも出てきて、発見するたびに大喜びです。 4月になりみんな新しい生活が始まり、初めてのことにもどきどきしながら挑戦してるけど、やっぱりどきどきよりも、新しいことへの期待の気持ちの方が強いみたいです。 これからも、ますます子ども達の活躍の場が増えそうです。 |
卒園式 〜大きくなったね〜 3月27日、助任保育園でも卒園式がありました。 5歳児アップル組16名、3歳児オレンジ組3名、2歳児トマト組2名の21名が助任保育園を、卒園していきました。 みんなそれぞれ、小学校や幼稚園など新しい場所へと4月から進んでいきます。
小学校に行くアップル組のみんなの中にも、0歳からずっと保育園に通ってきた子もいます。 お家でお父さんやお母さんの愛情をいっぱい受けながらまた保育園で友だちや保育者とかかわりながら一緒にいろいろな経験をしていく中で表情も輝いて、いきいきと毎日の生活を送っていたように思います。 卒園式の日、力強くひとりひとりが卒園の言葉を言った時一段とみんなが大きくみえました。これからきっといろんなことがみんなの前にも起こってくるかもしれないけど、みんなならきっと大丈夫。 大好きな仲間と過ごしたことが、これからもずっとこころのなかに大切に刻まれていくのだと思います。 (98年度//99年3月) |